赤く熟すまで待ち、長い旅をさせない。
ぶるベジは、青いうちにもいで追熟させず、樹の上で赤く熟した実を収穫します。この収穫方法を「赤熟もぎ」と呼んでいます。割れるリスクがあり、運べる距離も限られる方法です。
それでも続けるのは、実が味をのせていく時間を、そのまま食卓へつなぎたいから。
手間そのものを価値にはしていません。その手間が「もう一個食べたい」という瞬間につながるかを見ています。
畑から食卓まで、三つの約束。

01 季節に合わせる
同じ売り方を一年中続けず、その時季の味に合う届け方を選びます。
02 食べる瞬間に合わせる
収穫した時ではなく、食卓で口に入る瞬間に味がのっているように、赤く熟してからもぎ、届け方を選びます。
03 無理に売らない
届けたい状態でない時は、売ることより次の季節を待つことを選びます。

ぶるベジの畑に立っているのは、みんなから「ぶる」と呼ばれている園主です。
「もっとやりがいを感じる、好きな仕事で食っていきたい」。そう思って畑に入りました。
樹の上で完熟まで待つのは、効率のいい方法ではありません。それでも、就農した頃から自分自身がこの味に心を動かされてきました。
「味が乗る瞬間を、そのまま誰かに届けたい」。その気持ちで、今日も畑に立っています。
選ぶより、いまの季節を味わう。

トマトの味わいは、品種名だけでは決まりません。光、気温、水分、実が育つ速さによって、甘さも、酸味も、香りも動きます。
だから、ぶるベジは季節ごとに畑を見て、その時季に合ったトマトを選びます。秋は、走りから盛りへ、味が深まっていきます。
目指しているのは、「今の時期は、ぶるベジのこれ」と決まっていて、考えなくていい食卓です。

箱を開けた時の驚きと、食べた時のひと言まで。それが、ぶるベジの届けたいものです。
甘さは、味の半分だけの話。酸味、旨み、香り、皮の食感まで重なって、食卓で「おいしい」と声が出るか。それをいちばんの物差しにしています。
「久しぶりに食べても、やっぱりおいしい」
— 食べチョクに届いたレビューより
食卓に、拍手を。
